魔王

魔王は小学校の時の音楽の時間に先生がレコードで聴かせてくれた曲です。一度聴いたら忘れられないくらいの怖い旋律と怖い歌詞です。この曲が誕生したときの話はシューベルトの親友の方の手記にあります。シューベルトが18歳の時、この親友がシューベルトを訪ねると「彼は一冊の本を手にして部屋の中を行ったり来たりして『魔王』の詩を夢中で朗読しているところだったが、急に机に向かい即座にあの素晴らしいバラードを五線紙に書き上げた。そしてその晩のうちに宮廷オルガニストのルチズカ先生に演奏されることになり、絶大に称賛された」いろいろな名曲の誕生エピソードを知ると楽しいですね。

ラークスパー

花鳥風月