飯高檀林

先日佐原へ行った帰りに飯高檀林という旧所を訪ねました。仏教の道を志す方が日本中から集まり、寄宿生活をしながら学問を修めたところだそうです。現在の大学生活とは違い、幼少より通い修了まで数十年かかったそうで、その道を志して檀林へ来たであろう人たちには故郷を離れる際、あまたの親兄弟との今生の別れがあったことかと思いを馳せました。静かな佇まいの山門や木漏れ日の注ぐ参道には、いにしえの先人の想いが脈々と息づいているように思いました。

バンドオブブラザーズ

佐原